トータルコーディネート
2020.09.22
こんばんは。
中村です。
ラテンにしろ、スタンダードにしろダンスをするときに意識すること、人それぞれ違うと思います。
スタンダードならホールド、2人の位置関係、ムーブメント、フットワークなどなど。
ラテンならスピード、柔らかさ、音のタイミングなどなどカップル間であっても人それぞれ意識する箇所はそれぞれ異なります。
どれを意識したら上手くみえるかというのは人それぞれ異なるものだし、
逆にこれを意識したら絶対大丈夫というのは一概には言えません。
そこがダンスの難しいところです。
例えば俳優さんの演技、この俳優さんは演技が上手い、この俳優さんは演技が下手、
色々感じる部分があると思います。
上手い俳優さんはとにかく自然。
演技とは思えないくらい役にのめり込み、視聴者の心を鷲掴みにするのに対し、
あまり上手くない俳優さんは、セリフが棒読み、わざとらしい。
などなど色々です。
ではセリフが棒読みのあまり演技が上手くない俳優さんが、セリフがわざとらしくならないようにそればかりを練習したとして、
演技が上手くみえるのか?
勿論前よりは良くなるかもしれませんが、演技とはセリフを読むだけではありません。
仕草や、立ち振る舞いなど、セリフ以外にも沢山の要素があります。
つまりは、何か一つをどうこうというよりはトータルコーディネートが重要なのです。
ダンスも同じです。
本当に上手なダンサーはとにかく全てが自然。
スタンダードもラテンも最終的には同じですね、全てが自然の形、動きになるようトータルコーディネートすることが非常に重要なことなのです。
僕も全ての動きが自然な動きになれるよう日々研究していきたいと思います。